「2割特例っていつ終わるの?」「終わったあと、こっちから何か手続きしないといけないの?」——インボイス登録をして消費税を納め始めた軽貨物ドライバーの方から、こんな質問が増えています。

結論を先に言うと、個人事業主の2割特例は2026年分(令和8年分)の申告が最後です。そして2027年以降にどの方式で申告するかによっては、2026年中(年末まで)に出しておくべき届出があります。何もしないと、来年から自動的に不利な方式へ固定されてしまうこともあります。この記事は「いつまでに、何の紙を出すのか」という届出の期限に絞って整理します。

結論:2割特例は2026年分で終了。動くなら「今年の届出」がカギ

パターン別・出す届出と期限

自分がどうしたいかで、必要な手続きが変わります。代表的な3パターンで整理します。

① これからも登録を続け、2027年から「簡易課税」にしたい

② これからも登録を続け、後継の「3割特例」を使いたい

③ 2027年から登録をやめて「免税事業者」に戻りたい

(具体的な締切日・要件は年によって細かく異なります。最新の正確な情報は国税庁等の公的情報で確認してください。)

実務メモ:判断の前に「売上と経費」を整理しておく

どの方式が得かは、自分の売上高と経費(仕入れ)の割合で決まります。ここが曖昧だと届出の判断そのものが遅れます。

日報・売上・経費の記録を普段から一本化しておくと、「どの方式が有利か」の見当がつきやすく、届出のタイミングも逃しにくくなります。

まとめ:2026年中にやることリスト

制度の変わり目は、届出を1つ出し忘れるだけで来年の税負担が不利に固定されることがあります。年末に慌てないよう、秋のうちに現状を確認し、必要な届出を早めに済ませておきましょう。

参考